いのちって、なに?
子どもからの問いかけにあなたはどう答えますか。

医師や助産師、ダンサーらが五感を使った「いのちの教室」をプロデュース。

「こころっコロ」は、思いやりの心、人生を豊かに生きる力を育むことを目標としている団体です。
  HPはこちら ⇒ http://cocoroccoro.org/







2014年2月8日土曜日

報告:「いのちの教室@塚戸小学校(いのちのじゅんかん)」(2年生の教室)

こんにちは。 事務局の塩澤です!


本日は、大雪の中、世田谷区 塚戸小学校で、こころっコロのいのちの教室でした。
いのちの教室(いのちのじゅんかん)を2年生に向けて行いました!

いのちの循環」をテーマに2年生の子どもたちに、うんちを通した食物連鎖など生態系の循環、命へのつながりや感謝の気持について、気づいてもらう企画にしました。


うんち博士・助手のみなみちゃん・うんちくんによる、寸劇形式での授業です。「こころっコロが、いのちについてお話します。みんなうんちは好きかな?」


最初は、くさい・きたないとおもわれていたうんちくん。みんなをうんちの長い循環の旅に連れて行きます。「ぼくのことをもっと知ってほしい。うんちのたびに出発進行!」


うんち博士と助手のみなみちゃんによる循環の解説の模様です。うんち博士の解説が光ります。「うんちはきたなくないんだよ。」



子どもたちもうんちの循環の意味を理解してきます。「ぐるぐるまわってる!」



あっという間の45分でしたが、「つながって、ぐるぐるとまわってるんだ!」「うんちって、スゴイじゃん!」という子どもたちの声。とっても嬉しかったです。

来年で、4年になるこころっコロの塚戸小学校で活動。
いのちの大切さを子どもたちと、さらに考えていければと思います!

当日スタッフは、5名。演者の3人と、豊島さんと、葉山さんでした!
And Special Thanks to 永田、加藤、内海、カワセ!


そういえば、塚戸小学校、朝の校門の前。なんと校長先生が雪かき!
おつかれさまです。来年もよろしくお願いいたします。


こころっころ 塩澤




2013年6月15日土曜日

報告!! 2013年 第1回こころっコロ「いのちの教室@塚戸小学校」(2年生の教室)

こんばんは。
事務局の塩澤です。

FBなどに更新して、こちらを非常にご無沙汰しておりましたが、
こころっコロはパワーアップを続けております。

今年度も塚戸小学校の授業参観で、
年3回の「いのちの教室」を実施することになりました。
なんと、もう今年で4年めになります。低学年の2年生、
高学年の6年生が今年も対象です。


今日は、先週の6月15日(土)に開催した
「いのちの教室」の活動報告です。

まず、2年生の教室のご報告です。


今回の2年生の教室のテーマは、
生まれてくるってすごい!見てびっくり!聞いてびっくり!感じてびっくり!
です。

長いテーマですが、それだけに、今回企画リーダーの
小田さんの熱意を感じます。
(写真中央右が小田さん)


テーマは明確。
2年生の子どもたちに「生まれてくるって、すごい!」と
実感してもらうことです。

お母さんのおなかの中で、生命が生まれ、大きくなっていく過程を、
「見て」「聞いて」「感じる」ことで、
「生まれてくるってすごい!」と実感してもらいます。

では、どうやって「見て」「聞いて」「感じる」か。

■いのちを「見る」
いのちは、目に見えません。でも、いのちが始まったばかりの
胎児の成長は見ることができます。

2年生のみんなに、赤ちゃんがどうやって、
お母さんの中で大きくなっていくか、
写真のスライドショーで、見てもらいます。






■いのちを「聞く」
いのちは、聞こえません。
でも、胎児の心臓の音は聞くことができます。

そして、自分たち、友だちの心臓の音も聞こえます。
静かな静かな教室で、ひっそりと友達の胸に耳を当てます。
いのちの音、いや心臓の音が聞こえます。



■いのちを「感じる」
いのちは、感じられるでしょうか。
そう、簡単ではありません。

先生と、とっても悩んだ末に、
私たちは「お米」を使うことにしました。
お米をつかって、私たちは3つのことをしました。



1つめは、選ばれた自分たちであることを感じる。
数万粒の米が入ったのタライの中から、
たった一つの黒いお米を見つけます。


2つめは、生後6週間の胎児の小ささを感じる。
お米を一粒、持ちます。
それは、6週間目の胎児と同じ大きさなのです。


3つめは、生まれたばかりのあかちゃんの重さを感じる。
赤ちゃんの重さを3Kgとします。
同じ重さのお米を、袋に入れます。
袋の口をしばって、2年生の子どもたちにそっと渡します。


たった、45分の授業です。
「いのち」を「見て」「聞いて」「感じる」ことに、
2年生の子ども達をまきこめたと思います!

2年生は、次回も「いのちを感じる」をテーマに企画を進めていきます。


こころっコロ 事務局
塩澤

2012年9月9日日曜日

報告!塚戸小学校「道徳授業地区公開講座 × こころっコロ」

事務局の塩澤です。

昨日、「未知数」だった、大人との「いのちの教室」を開催しました。

塚戸小学校「道徳授業地区公開講座 × こころっコロ」


今回のテーマは、「いのちをめぐる医師の決断と子どもたちの思い」。

窪田祥吾医師(写真右)の司会のもと、林医師(写真左)から、自身の「いのちをめぐる決断」に悩んだ体験について語っていただきました。

そして、ここからが、「いのちの教室」。会場にいる方にも、考えて頂きます。
となりの席に座っている方と、「自分だったら、医師として、どう決断するか?」というテーマで話し合っていただきました。

保護者の方は、もちろん。

先生たちも、真剣に議論されていました。

出てきた意見には、ご自身の医療体験や価値観を共有してくださる方も多く、非常に深い議論となりました。


議論は、ここで終わりません。
このテーマは、実は、こころっコロが「いのちの教室」で、6年生の子どもたちと6月に話し合った内容だったのです。

「あなたは医師です。何%の確率だったら、延命治療を続けますか?」というテーマです。


終末期の決断については、「一概に決められない」「ケースによる」「家族の状況をみてから」「すべての情報を確認して」決める事柄であることは間違いありません。

しかし、いつか決断しなければなりません。「決めない」ということも決めなければなりません。そのために、どうするか?

上記の動画をみた、保護者の方からご意見をいただきました。

「終末期のあり方については、答えがないことだと思う。だからこそ、普段から、子どもたちも含めて、よく話しておくことも大切だと思う。家に帰って、家族とも話します。」

この言葉をいただけただけでも、今回の大人向け「いのちの教室」は成功とさせていただきたいと思います。


ご協力いただきました、塚戸小学校の先生方、本当にありがとうございました。

次回は、また子ども向け!
塚戸小学校の授業参観で、10月13日に「いのちの教室」開催です!
事務局 塩澤

2012年9月8日土曜日

【本番直前!】世田谷区塚戸小学校:地区公開講座の開催


事務局の塩澤です。

明日は、世田谷区にある塚戸小学校で、「こころっコロ」による「いのちの教室」を開催します。

今回は「世田谷区 地域公開講座」の一環として、対象を子どもたちだけでなく、地域の保護者、学校の先生、教育委員さんなどの参加で開催されます。

テーマは「いのちをめぐる医師の決断と子どもたちの思い」として、医師2名のファシリテ−トのもと、いくつかの「『生命を左右する立場になった時』の決断」をテーマに話しあってもらいます。



保護者の方から、どのような意見がでるか?


本当に未知数ですが、企画する私達を含めて、いのちについて真剣に考える時間になるように企画を進めていきます!

事務局 しおざわ

2011年12月4日日曜日

報告! 第2回こころっコロの「いのちの教室」 in 塚戸小学校(2年生の教室)

こんばんは。
事務局の塩澤です。

「『いのちの教室』本番どうなったのかなー?」と気になっていた皆さん。
お待たせしました。

世田谷区立塚戸小学校の第2回こころっコロ「いのちの教室」の報告です。
今日は、2年生の教室から!

■2年生「いのちの教室〜カラダの大切さ〜」

AM8:30の授業のチャイムとともに、2年生の「いのちの教室」スタートです!
今回の教室は、3部構成で子どもたちにカラダの大切さを感じてもらいます。

(1)小児科医かず先生の説明「ミセール君のからだ」(15分)

まず、メンバーのかずさん(小児科医さん)から、
子どもたちにパペットを使ったからだの説明。
おしげもなくカラダの中を披露してくれたのは、パペットの「ミセール君」。
ミセール君のからだを使った臓器の説明に、子どもたちは興味津々。

これは、腸の長さを体感してもらうために、「ミセール君」の小腸を
一直線にしているところです。子どもたちは、ざわざわ。
これでカラダについて、ちょっとずつ興味がわいてきた子どもたち。

じゃあ、それを感じてもらいます。

(2)カラダを使ったワーク「魔法にかけられて」(15分)

場面は一転。
暗くなった体育館に不穏な音楽が流れます・・・
「魔女が出たぞー!!!」
子どもたちは、この魔女の魔法にかけられて、動けなくなりました。
子どもたちは、自分のペアの友達にさわって「生きている証拠」を見つければ、
魔法が解けます。
照明が消え、真っ暗で静かな体育館。
友達の「生きている証拠」をさがす子どもたち。

みつかった「生きているの証拠」を子どもたちが教えてくれました。
「心臓の音がした。」
「からだの中で何かが流れる音がした。」
「あたたかかった!」
「汗をかいていた!」
「笑った!」

(3)さよならのワーク(5分)
最後は、各クラス30名のみんなでワークをしました。
今年から定番となってきた「さよならのワーク」。
今回は、みんなで円になって、同じ方向を向き、間隔を可成りつめて、
一緒に「座る」というもの。

想像つきますか?

・・・失敗しました。
次回の教室ではリベンジします!

今回の2年生の教室は、「からだ」をテーマに、
2年生の子どもたちに「内蔵の講義」や「暗い中で友達とふれあう」という、
普段よりちょっと難しいチャレンジをしました。

しかし、パペットを使ったり、世界観を作ることで子どもたちは、
とても素直に内容を受け止めてくれたとおもいます。

第3学期もがんばります☆
皆さんも、ぜひ見学やスタッフとして、お越しくださいね。

事務局兼2年生リーダー
しおざわ